本登記

| 未分類 |

本登記は仮登記と区別するために用いられている名称で、通常、単に登記と言えばそれを指すことが多いです。登記は土地の所有者が不動産登記法に基づいて、権利関係を公開する法務局にある登記簿上に記載を行うことです。

法務局に申請する上では、書式や手続きのあり方が複雑であったりするケースもあり、通常は一般人が直接行うことはせず、司法書士等に依頼して行うことが一般的です。そして、その登記を行うことによって、それ以降の取引関係に入ろうとする第三者に対して対抗力を持つこととなります。

つまり、その土地の所有者は登記を行っていれば、現れた第三者に対して自分の所有している不動産であると主張することが可能となる訳です。ただ本来は所有権がない無権利者があたかも権利者のような形で登記を行い、それを信じて取引関係に入って買い受けたとしても登記に公信力がないため、保護されないのが原則です。

なお真の権利者が虚偽を作出したり、虚偽の登記が行われているにも関わらず放置していたようなケースで、真の権利者に責任が認められる場合、民法94条2項の虚偽表示の条文を類推適用を行い、登記名義人から善意で取得した第三者を保護する判例があります。これによって、限定的に登記の公信力を認めたと解釈されることもあります。