権利部に書いてあること

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不動産登記記録の権利部には、表題部に記載された不動産の権利に関する事項が記載されています。

甲区には、所有権に関する事項が記載されています。当該不動産の所有権者名と住所、いつ・どのような原因(売買・贈与・相続など)で所有権を取得したか、ということが分かります。
ここを見ることで、所有権者の変遷が分かります。
また、所有権移転の仮登記や差押え・仮処分の登記もここに記載されます。

乙区には、所有権以外の権利に関する事項が記載されています。具体的には、賃借権や地上権に関する登記、抵当権・根抵当権に関する登記、地役権に関する登記などです。

土地を買おう(所有権を取得しよう)とするときに 、所有権者が誰かを確かめることは当然必要なのですが、銀行が抵当権を付けている(その土地が担保に入っている)かどうか、所有権者以外に利用権を持っている人がいる(賃借権者や地上権者がいる)かどうかといったことも確かめておくことが必要です。

なお、登記は、受付年月日の早い順(年月日が同じであれば受付番号の若い順)に優先することになります。
例えば、甲区の最新の登記として「平成26年6月1日」受付の所有権移転登記(AさんからBさんへの所有権移転)が記載されており、乙区の最新の登記として「平成25年12月1日」受付の抵当権設定登記(Cさんが抵当権を設定)があれば、現在の土地の所有者はBさんで、Cさんが抵当権を設定している土地であるということがわかります(Bさんは、抵当権が設定されている土地を購入した)。